たまごリピートの評判【定期販売と頒布会に強いASP】

たまごリピートは(旧名たまごカート)は定期販売に特化したECシステムのASPです。

定期販売とは、化粧品や健康食品など、周期があり、その周期に沿って配送が発生する販売方法で、ECサイト業界では、通常”定期”や”定期販売”と言われております。定期販売と似ているのが”頒布会”です。

頒布会とは、食品に多いのですが、例えば毎月いろんな地域のビールを申込者に届けたり、毎月違うビールが送られてくるサービスです。たまごリピートは頒布会にも対応しています。

たまごリピートはEC業界では、変わったポジションです。とにかく定期販売のためのあらゆる、標準機能やオプション機能が用意されていますから、案件が定期販売であった場合は、大手パッケージのECベンダーもたまごリピートにはかなわないほど、機能が充実しているのです。

ただし、たまごリピートはASPであるがゆえに、システム連携やカスタマイズが不可能なのが最大の弱点です。

本日はたまごリピートについて、解説してまいります。

たまごリピートはASPですか?パッケージですか?

たまごリピートはASPですから、すぐに導入することができます。ただしパッケージではないので、カスタマイズすることができません。定期販売の機能に特化しているたまごリピートは定期販売に必要なあらゆる機能が実装されているので、ECサイトのフロント回りでカスタマイズの必要性はあまりないと思います。

ただし、ECのバックオフィス作業で重要になってくる、配送システムや基幹システムの連携などができません。

たまごリピートが定期販売に強いにも関わらず、超大手のユーザーがいないのが、カスタマイズができないためなのです。

たまごリピートを導入した場合の価格感は安い!

たまごリピートには共用サーバープランの「タマゴASP」と専用サーバープランの「たまごGOLD」プランの二つがあります。価格は下記の通りです。

たまごリピートの料金表

ASPですから、企業が投入するとしたら、かなり安い金額です。ただし両プランともカスタマイズができません。占有サーバープランはアクセス数が多い企業や、共有サーバーによる他の店舗の影響を受けたくない会社向けです。

たまごリピートのライバル企業は?

たまごリピートよりも安いプランがある侍カート!

たまごリピートよりさらに低価格のプランがあるASPです。侍カートも定期販売に特化したASPです。しかし実績や機能の豊富さは、たまごリピートが一枚上手です。侍カートは「松竹梅」にプランが分かれており、梅であれば月間9800円からはじめられます。

ASPのメリットは、「安く・早く」ですから、もしたまごリピートのような豊富な機能が不要で、ベース機能だけでよければ侍カートで十分でしょう。

定期販売を行う企業はもともと、商品が少ない傾向にありますから、一度侍カートも検討してみましょう。その上でもっと機能が必要でしたら、たまごリピートがいいと思います。

ec-cubeの定期販売プラグイン

ec-cubeの標準機能には、定期販売の機能は含まれていませんが、多くの無料のプラグインが公開されていますから、プラグインを入れれば定期販売が可能です。たまごリピートほどの機能はありませんが、ec-cubeならばパッケージなので、カスタマイズをすることができます。

定期販売の大変さ、バックヤードにあります。たまごリピートの弱点は、システム連携ができないことなので、ec-cubeをカスタマイズすることで解決できます。ただいec-cubeをカスタマイズしてしまっては、今度はec-cubeの新しいバージョンにアップデートできなくなるので、システムが古くなる問題が発生してしまいますから、その辺を念頭にいれましょう。

ecbeingの記事はこちらから → ecbeingの評判は?【大手ECパッケージ】

クラウドECの「ebisumart」なら、システム連携も可能!

ebisumart(えびすマート)は、フルカスタマイズできるクラウドECのパッケージです。価格帯もパッケージとあって安くはないですが、定期販売の機能もそこそこ標準で実装されています。将来的にシステム連携を考える場合は、ebisumartがいいでしょう。なぜなら同じパッケージのec-cubeの弱点であった、システムが古くならないので、定期販売では最強でしょう。

ただし、価格帯は安くないので予算がない会社には採算があいません。売上の多い定期販売事業者で、バックエンドの効率を高めるため、システム連携が課題の会社にはebisumartがいいでしょう。

ebisumartの記事はこちらから → ebisumartの評判【中・大規模EC向きのクラウドEC】

たまごリピートの特徴は?機能一覧

たまごリピートのHPを参考に機能一覧を作成しました下記のとおりです。定期販売に必要な機能がほとんど実装されています。

定期専用機能

マイアカウントからの定期各種変更

定期コースの支払変更や定期コースの変更、お届け先変更、お届け日変更などユーザー自身がマイページで操作できる機能です。

定期自動管理

定期の周期の設定や、お届け履歴の管理、電話受付などの機能です。

クーポン作成機能

クーポンの発行やクーポン利用者一覧を参照する機能です。クーポンの有効期限の設定や対象商品の設定など可能です。

定期特典設定機能

定期商品の割引や回数別割引チケット、送料や手数料の無料設定機能。

定期会員様自動フォロー

定期のお届け近くになるとお客様にメールが届く機能や、発送後にメールが届く自動メール。また出荷完了すると自動で送られるメールの設定も可能です。

クレジットカード決済

定期のクレジットカード決済の自動化。決済代行と金額変更、与信取消のAPI連携。

休眠設定

年始年末や夏季休暇などの設定を細かくカスタマイズが可能です。

カート機能

見込獲得用フォーム

かご落ち離脱防止を考慮した入力フォーム。同一人物による2重注文を防ぐ機能あり。

ポイント

商品別のポイントの設定と、会員登録時のポイント設定が可能。

アフィリエイトタグの設定とアクセス解析

管理画面から各社のアフィリエイトタグの設定できます。管理画面で全ての独自タグの埋め込みが可能になります。

商品一覧、カテゴリ自動管理

商品コード、商品画像、価格、商品説明を設定します。割引価格や送料、手数料の設定ができます。

自動メール返信

会員登録後のお礼メール、注文後のお礼メール、無料サンプルのお礼メール、定期注文発想前の確認メール、パスワード再発行メール、お問い合わせ完了メールなど、各種自動返信メールの設定が細かく、簡単に設定可能です。

PC,スマホ、モバイルカート

多彩なカラーバリエーションから、ベースカラーを選択できます。カートのデザインはHTMLとスタイルシートでのデザインが可能です。

レコメンド機能

カートに入っている商品に、お勧めの商品を設定せいます。細かい設定により、より効果的なレコメンドを実現できます。

インバウンド・アウトバウンド機能

無料サンプル受注機能

新規サンプル請求・受付機能。及びサンプル請求リストのダウンロード。

応対履歴管理・エスカレーション機能

過去対応履歴確認、質問登録や対応内容登録画面。

重複出荷防止機能

同一請求者からの自動判別機能

電話受注専用機能

定期新規受注入力機能、サンプル新規受注入力機能。お客様の履歴確認機能。代引き、NP後払い、クレジットカード決済受注対応。各種注文内容の変更を受け付けが可能。

対応マニュアル管理

質問コード及び回答の登録。

CTI連携機能

CTIシステムと自動連携し、電話着信時に管理画面でお客様の情報を表示できます。

分析・販売促進

定期分析

定期の平均計測回数や継続会員の把握し、LTVを把握し限界CPO(Cost per order)を算出できるので、翌月以降の売上予測ができます。また離脱率も分析可能で、離脱原因を特定します。

顧客分析

RFM分析、購入商品、会員期間、性別、誕生日からの傾向把握。ランク別、現役、休眠などのからポートフォリオ分析。過去六か月の顧客推移表。などさまざまなデータや確度から分析が可能です。

ステップメール・DM機能

セグメント別メルマガの発行、DM発送ラベルデータのダウンロード、アウトバウンド機能。ステップメールの設定。

売上集計分析

対象期間を設定して、商品別や支払い方法別などに売上集計が可能です。

広告分析

媒体別受注分析。広告毎の時間大変津受注分析。インプレッション数の把握。

顧客フォロー用リスト作成

購入回数、購入商品、購入金額合計による、セグメントや、誕生日別や性別毎など細かいセグメントリストの出力ができます。

メルマガ配信機能

メルマガの配信予約から、結果集計、配信済みメルマガの一覧が把握できます。

バックエンド管理

注文一括管理

新規受注入力及び外部の受注データの取り込み、受注元識別用の店舗区分管理。

他モール店舗注文取込

注文一括取込機能、取込レイアウト調整機能。

商品管理

販売中の商品の表示設定、並び順、表示形式などを設定。また商品毎に定期お届け間隔が異なる場合は、その期間を商品毎に設定できます。さらに商品の購入個数によっての割引率の設定や、商品一覧をカテゴリー毎に表示させることも可能です。

入金管理

入金作業の各消しこみ作業が行えます。(代引き、クレジット、銀行振込、NP後払)。さらに入金csvデータ一括取込機能もあります。

楽天受注メール自動取込

楽天市場からの受注メールの受信設定も可能ですから、受注メールの一括管理ができます。

出荷管理

物流代行企業向けの出荷データのダウンロード機能。佐川急便(e飛伝)、ヤマト(B2)用データ出力、納品書、ピッキングリスト出力機能。出荷結果の取り込み機能。

顧客管理

誕生日や、購入商品での顧客検索機能。カート内の問い合わせフォームからの情報の一元管理。

通販機能・決済

クレジットカード決済

定期コースの自動引き落とし、オーダーキャンセルの自動クレジットカードキャンセル。

代引き、銀行振込

代引き、銀行振込、ネットプロテクション、Paypal、電算システム等。

NP後払い

与信データ自動出力、与信結果取込、出荷結果出力機能を実装。

インフラ

FTPサーバー

HTMLファイルをFTPでアップロードできます。

最後に

中小規模の定期販売でしたら、たまごリピートの導入で問題ありません。しかし導入事例に大手がないということは、大手規模の定期販売になると、バックエンドのシステム連携が必須になります。なぜなら定期販売では、ECのフロント回りの機能はほとんど求められません、それよりもバックエンドのシステム連携がキーになるからです。

ですから、大手や売上が多い定期販売は結局、システム連携するために、たまごリピートからパッケージへの乗り換え案件が多いのも事実です。

ECシステムの導入の際には、システム連携やカスタマイズなどの将来起こりうることも想定するようにしましょう。

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