最初のECカートは無料のBASEで良いのか?プロの評判と解説

個人がECショップを作って、商売をしたい時、無料でネットショップが開設できるASPシステムのBASE(ベイス)は、最も魅力的な選択肢になります。なぜなら初期費用や月額費用が0円だからです。

では、BASE社はどこで儲けているのでしょう?それはBASE社は「ECシステム事業」と「決済事業」を行っており、BASEを使っているネットショップで、商品が売れると決済も必ず生じますから、決済手数料で収益を得ているのです。

決済手数料は、1商品あたり「3.6%+40円」ですから、個人がECショップを行う場合は、負担が少なくみえますが、そこに「システム利用料3%」がのるので、実質は5%のSTORESより高くなります。

本日はECのプロである筆者が、BASEの評判と解説を徹底的に行いますので、これからBASEを検討している方は、参考にしていただければと思います。

BASEを使った成功事例「オッサンレンタル」

ASPのBASEを使って成功している事例は、有名なところだと、「おっさんレンタル」でしょう。SNSやキュレーションニュースで一度は目にしたことがあるのではないのでしょうか?

カンタンに説明すると「おっさん」を1時間1000円で、レンタルするサービスで、話題を呼びました。

◆おっさんレンタル

※おっさんレンタルはこちらから

残念ながら売上などのデータがありませんが、BASEを使った事例では最も有名なネットショップです。成功している背景には、「おっさん」という斬新な切り口が面白く、数々のメディアに取り上げられて、集客が可能になったからです。

このことからもわかる通り、楽天やYahooショッピングと比べて、BASEのような集客力の弱いASPでは、「商品の強み」や「独自性」がないと、集客が困難です。ですから、BASEでネットショップを作ることはカンタンなのですが、集客がカンタンではないのです。

BASEの魅力は「Pay ID」からの集客!

ネットショップは作るのはカンタンな時代になりましたが、実は集客するのが大変なのです。なぜなら、多くの人はWEBマーケティングの知識がないからです。ですから、SEO施策やSNS施策が重要になってくるのです。

しかし、BASEには実は「Pay ID」というものがあり、人気アプリなので、結構インストールされており、BASEをオープンして、数万円も売上を得られるようになれば、BASEショッピングアプリが、あなたのショップを取り上げてくれます。

そうすると、アプリ利用者が結構、あなたのサイトで買い物してくれるようになるので、この集客機能はおススメです。

ただし、最初はリピーターを育てるなどしていかないと、売上もあがらず、BASEショッピングアプリでも取り上げてくれるようにはなりません。

私の知り合いもBASEで副業でアパレルを販売しておりますが、ショッピングアプリからの流入もたまにあるようで、初心者にはありがたい機能となります。

しかし、ライバルのSTORESも負けてはおりません。なんとSTORESはGoogleから資本を受け入れて、連携を加速し、STORESに商品登録すると、Google無料リスティング広告に自動で出稿できるようになっております。

ただ、Google無料リスティング広告は、BASE利用者も別途Google無料リスティング広告に登録することで、使えるのでSTORESの明確な差別化にはなりませんが、自動で登録されるのは便利です。

BASEでのネットショップ開設は、SNSのアカウントを新規に作る程度の労力で非常にカンタン!

BASEでのネットショップ開設は、ものすごくカンタンです。たった下記の5つのステップでネットショップが開設できるようになります。

①ショップの名前とURLを入力
②メールアドレスを入力
③パスワードを入力
④11個のテンプレートからECサイトのデザインを選択
④商品名・価格・詳細など商品情報の入力

また、デザインにこだわりたい方は、月額900円を払えば、HTMLやCSSの編集が行える機能を使うことができます。しかし、無料であることが最大のメリットなので、このオプションは売上が月額10万円を超えたあたりで良いでしょう。

また、無料テンプレートと言っても、デザイナーが作っているので、見劣りするものではありません。個人が開設するネットショップで重要なのは、サイトの信頼感です。購入者が拒絶するような独創的なデザインは避けて、なるべくシンプルで、クセのないデザインが無難な選択です。

BASEで集客をするなら「独自ドメイン」は必要なのか?

BASEで、ネットショップを解説するのはカンタンですが、独自ドメインではない点を注意しましょう。下記の赤い四角を見てください。

BASEのディフォルトで、設定するのは独自ドメインではなく、「BASEのサブドメイン」なのです(無料ですからね。当たり前でよね。独自ドメインには費用がかかります)。

ネットショップ解説する方から「独自ドメインでないと、SEOが良くないのでは??」という質問を受けます。

しかし、筆者はBASEの無料のサブドメインでも、集客上の問題はないと断言します。

独自ドメインとBASEのサブドメインのポイントとは?

これからショップを開く方のために整理してみました。

◆独自ドメイン と BASEのサブドメイン のメリット・デメリット比較

独自ドメインのメリット

・世界で完全に自分だけのドメインを所有できる(ブランディング要素)
・ブログ等でしっかり対策すればSEO上位が可能

独自ドメインのデメリット

・年間1000円程度の費用が発生
・ドメインの管理は自分で行う。年に一度の更新を怠れば、ある日突然サイトが消える
・BASEへの独自ドメインの設定を行う必要がある(カンタンですが)

BASEのサブドメインのメリット

・そのまま使えるため、設定不要カンタン
・SEO対策も独自ドメインと比べて不利ではない。SEO上位も可能

BASEのサブドメインのデメリット

・ドメイン名に「.theshop.jp」がつくためブランディングが弱い
・将来、事業が拡大したときにBASEから独自のECシステムに移行する際、ドメインが変更になるためSEOのパワーを引き継げない
・将来、ベイスが倒産した場合、URLがなくなる

つまり、BASEのサブドメインの最大のデメリットとは「将来、年商3000万円を超えてECシステムを入れ替える時に、SEOパワーがゼロになる」という点です。ただこのステージに立てる方は、ごくわずかです。

年収がサラリーマン程度のショップオーナーや、副業でネットショップをやられる方は、ベイスのサブドメインを使っても良いと考えます。

BASEのディフォルトのURLに「.theshop.jp」がつくので「ブランディングがな~」と気にされる方もいると思いますが、私はさほど重要ではないと考えます。「.theshop.jp」は私のようなECのプロから見れば「あーベイス使ってるのね!」とわかりますが、一般の方はベイスなど知りませんので、ブランディングにあまり影響しないと考えます

なにより、BASEの最大のメリットは「無料」で「カンタン」ということです。ドメイン取得費用は安いのですが、BASEは例えば主婦やITが苦手な方でも、ネットショップを作れるのが最大のメリットですから、ディフォルトのサブドメインで良いでしょう。

また、サブドメインはSEOが弱いということはありません。独自ドメインもサブドメインも、ブログを使って、しっかりしたコンテンツを作ることがSEOでは重要なので、どちらがSEOに強いということはありません。

「BASEかんたん決済」で決済手続きもスムーズ

BASEが決済処理を代行してくれます。BASEカンタン決済では以下の4つの決済を利用することが可能です。

①クレジットカード決済(手数料3.6%+40円)
②コンビニ決済(手数料3.6%+40円)
③銀行振り込み決済(手数料3.6%+40円)
④後払い決済(手数料6%)

※決済手数料には送料も含まれます。

いずれの決済方法も、おおまかには下記の①~③のスキームです。

①商品購入通知メールが届く
②商品を発送する
③BASEの管理画面より、BASEから入金されているか確認
※厳密には異なります。詳しいスキームはBASE公式ページ

これからネットショップをはじめる方は、非常にカンタンです。

BASEの機能とは?

BASEを導入する方は、BASEでできる機能を把握する必要があるでしょう。BASEには無料の機能と有料の機能がありますから、それぞれ説明いたします。

BASEの無料機能一覧

①Blog機能

予算のないネットショップが、集客を行うにはブログを更新して、SEO対策を行わなくてはなりません。ですから、ネットショップで扱っている商品について、ブログで詳しく解説いたします。

例えば、実際に使ってみたレビュー記事や、他の製品との比較など、商品詳細ページにはないような、ことを詳しく書いてみるのが良いでしょう。そうすることで、ユーザーがGoogleで検索する、いろんなキーワードにひっかかるようになり、あなたのECサイトに訪問する人が増えるからです。タイトルも商品名を入れるなど工夫しましょう。

ちなみに、よくある間違ったSEOの考え方ですが、下記のようなブログを毎日更新しても、売上は全く伸びません。

「クリスマスだから、ケーキを買って社員と祝った!」
「電車に乗っていたら、面白い出来事があった!」
「日々、皆様に感謝をいたします!」

これらの内容のブログが有効なのは芸能人のローラーさんや海老蔵さんなど、有名人の場合です。誰も検索しませんし、偶然あなたのブログ記事をユーザーが見つけても、ECでの購買行動に結びつきません。

また「毎日」ブログを更新することでSEOのパワーがつくから、商品ページもSEOが強くなるという、ことを信じている方もいますが、それは「ユーザーに役に立ち、特定の分野で専門性のあるサイト」です。つまり更新することがSEOを良くすることに繋がりますが、日記的なものもを毎日更新しても、何の変化もありません。

ブログを行うなら自社の商品やサービスに対して、ユーザー目線(役に立つ)でブログを更新しなくては意味がありません。

②メールマガジン機能

ECサイトの基本機能ですから、無料であっても特におどろかない機能だと思いますが、リピーター施策としては有効な施策なので、コンテンツを作る労力はかかりますが、無料で使えますし、しっかりリピーター対策を行いましょう。

メールマガジンは年々、マーケティング施策としての効果が弱まっている傾向にあります。それはスマートフォンユーザーが増え、メールからSNSにシフトしていることが原因です。

ですから、メールマガジンを発行する際は、FacebookやInstagramアカウントへの誘導を行い、SNSで囲い込みを行う施策をとりましょう。

③CSV管理

商品数が多い場合に、エクセルでデータを作れば、BASEにカンタンに商品登録をすることができる機能です。ECシステムには必ずある機能ですが、無料なのはありがたいです。

そして何より、BASEは登録商品数に上限がありません!

これは商品数が多いネットショップには大変ありがたいです。ただし、BASEは無料ネットショップであるため、商品数が多いとユーザーが検索しづらくなりますし、商品数が多くなるとUI(ユーザーインターフェース)に気を使わないといけませんが、それはBASEでは無理です。

登録できる商品数に上限がなくとも、大規模ECサイトに向いているつくりではないからです。ですからBASEでネットショップを行う場合は、多くても100点以下の商品数のショップが最適だと思います。

④クーポン発行機能

商品購入前に「300円引き」というクーポンを表示させて、購入意欲を高める機能です。これもECでは当たり前の機能です。この機能に関しては特にコメントはありません。

⑤送料設定機能(全国一律、県ごとの料金設定、○○○円以上送料無料等)

BASEは、送料の細かい設定まで、無料で行うことができます。

・送料無料
・全国一律送料
・県ごとの送料設定
・一定金額以上の送料無料設定

⑥商品カテゴリー設定

商品カテゴリーを3階層まで作成可能です。例えば「ファッションカテゴリー」の下に「Tシャツ」カテゴリーを作成し、さらにその下に「ブランド」カテゴリーを作ることも可能です(個人的には、階層を深くするような商品点数の多いECサイトにBASEは向いていないと思いますが!)

⑦その他の機能

下記の機能を無料で使えます。

・会員限定ページの作成
・海外通貨表示
・年齢制限ページ(アダルト製品やお酒などに必要なページ)
・Google Analytics設定(カンタンにできます)

BASEの有料機能の一覧

①BASEのロゴ非表示

これは機能というより「非表示」にするための料金ですね。月額500円が必要になります。しかし、筆者がこの機能は不要と考えます。下記の某BASEショップのグロナビをご覧ください。

このように、BASEのロゴは小さいです。このロゴをクリックするとBASE本体サイトにリンクされてしまうのですが、あまり目立ちません。

これが年商1億円以上で、CVR(コンバージョンレシオという購入率の指標)を0.01%でも上げるという場合には、必要かもしれませんが、BASEで事業を行う方のほどんどは、売上がそこまでないので、不要と筆者は考えます。

②HTML編集

月額900円を支払うと、自由にHTMLやCSSの編集ができるようになります。しかし、かといってカート画面などが自由に変更できるわけではありませんし、完全に自由なわけではありません。

そもそも、デザインをつくるにはプロの腕が必要になります。もともと手軽なBASEを選んだのですから、ほとんどの方には不要ではないか?と考えます。

「ネットショップ開業から3年たったから、そろそろデザイン気合いれるか!」

ということは良くありますが、たまにしか再訪問しないユーザーが、あなたのECサイトに来た時「あれ、こんなサイトじゃなかった、別のサイトかな?」と勘違いされる可能性もあります。ブランディングの弱い個人が、勘にたよって根拠なくデザインを変えるのは控えましょう。

(そもそも、デザイン性の高いサイトは売上に直結しません。意識するのはデザインよりUIですが、BASEではUIは変更できません。ASPですからね)

また、有料のテーマも用意されているので、デザインを変更したい方は、そちらも検討してみてください。

2024年2月には「特典交換機能」を実装

BASEはメルマガやクーポンなど、メンバーシップ向けの機能を強化していますが、2024年2月には、メンバーシップ機能の最新機能として「特典交換機能」が実装されました。

この機能により、購入者にポイントを付与し、ポイント数に応じて独自に設定した特典と交換できるようになります。特に、設定できる特典の自由度がかなり高いことが特徴です。

例えば、非売品のノベルティグッズやメンバー限定のセールなどを設定することで顧客エンゲージメントを高め、よりショップとユーザーとの結びつきを強めることが可能になります。

参考:ネットショップ作成サービス「BASE」の「メンバーシップ App」に特典交換機能が追加!(BASE)

BASEのデメリットとは?

①サポートがメール問い合わせのみ

電話対応などの手厚いサポートは行っておりません。ですから、「電話サポートがないと不安」という方は有料のASP-ECと契約した方がようでしょう。

またメールサポートなので、対応の時間もそれなりにかかります。

②BASEの個別カスタマイズができない

BASEだけのデメリットではありませんが、ASP-ECである以上、システム連携やカート画面の改善などを行うことはできません。ECの売上や商品点数が増えてきたときに、BASEでは、画面やシステムを改善できないため売上の頭打ちに遭遇してしまいます。

ビジネスが軌道に乗れば、多機能ASP-ECや、ECパッケージ、クラウドECを検討する必要があります。

③集客は自分次第

集客メディアのPay IDとの連携がありますが、集客機能があるわけではありませんから、自力で集客しないといけません(MakeShopやショップサーブも集客機能は強力ではありませんが)。

予算がない個人が行える集客は、ブログです。ただしブログも日記のようなものでは、集客できないので、自社商品やサービスに関連し、世の中の課題(商品・サービスに関係する)を解決する形で書かないと効果はありません。

いずれにせよ、集客は自分次第なのです。

BASEが向いている方とは?

①これからネットショップを開業する個人の方や副業で始める方

BASEの最大のメリットは2つです。

①カンタン
②無料

ですから、ネットショップのノウハウがない方や、軌道に乗せるまで時間がかかる個人の方は、初期費用や固定費用を極力抑えなくてはなりません。有料のASPのECを使うより、BASEを使った方が良いでしょう。その際注意点は、色気を出して

「500円くらいなら、BASEのロゴ非表示機能をONにしよう」
「将来のために独自ドメインにしておこう」

などと、考えないで良いでしょう。確かにこれらは数千円にしかならに費用なので、コスト的に多くはありません。ただ、繰り返しますがBASEの最大のメリットは「カンタン」で「無料」なことであり、有償オプションや独自ドメインを使えば、BASEの強みがなくなるからです。

②ITやWEBが苦手な方(主婦や女性に向いています)

すでに良い商品やサービスがあるにも関わらず、ITやWEBが苦手な方にこそ、BASEは最適です。サイトだけなら5分で作成できますし、難しい機能がないため、初心者でも使えるインターフェースです。

SNSの新規アカウントの登録程度のリテラシーで、ECサイトを作成することができるからです。

③自作バックなどの一点もの!商品1つだけをECで売りたい

例えば、地方でお手製のバックやアクセサリーを作っている方だったり、オリジナルの一点ものをECで販売したい場合は、BASEは最適なECのASPです。商品が一つだけの場合は、複雑な仕組みは必要ありませんので、無用でカンタンなBASEが一番良いでしょう。

④すでにブログやSNSで集客が可能な方

BASEだけではないのですが、楽天やYahooショッピングと違い、BASE(自社ECサイト)で一番困難なことは、集客面にあります。しかし、すでにブログを開設して、集客ができていれば、商品紹介のブログから、BASEに流すことで、売上を立てることが可能だからです。

集客自体ができているので、各ECが持っている集客システムに依存しなくて済むので、BASEのようなシンプルなECで事足りるからです。

⑤形のないモノ・サービスを売りたい方

先に紹介したBASEの事例の「おっさんレンタル」のように、形のないサービスを提供するECサイトとしても、BASEは向いています。なぜならECサイトの複雑な機能は必要ないため、BASEの最低限の機能で、十分だからです。

BASEが向いていない方とは?

①企業でEC事業をメインとしている企業

登録商品が数百点を超え、社員数名以上でEC事業を行う企業には、BASEは全く向いておりません。それよりも、MakeShopやショップサーブなど、それなりに機能豊富なASPを利用するか、あるいはECパッケージやクラウドECを検討し、売上や効率の追求できるプラットフォームの必要があります。

②IT技術があり、自分でカスタマイズを行いたい方

ITリテラシーが高く、ご自身で機能拡張を行いたい方は「Shopify」がおススメとなります。Shopifyは設定がBASEほどカンタンではありませんが、その代わり数千以上あるアプリをインストールすれば、やりたい事のほとんどが実装可能です。

Shopifyはベーシックプランが33ドル(5000円くらい)かかりますが、本格的ECサイトを運営することができます。詳しくは下記の記事をご覧ください。

→ 世界で一番使われているShopifyを日本のECで導入!評判と考察

BASEのライバルは?

①STORES

BASEと同じく無料ネットショップで有名な「STORES」ですが、決済手数料はSTORESの方が安くなります。ひと昔まえはBASEとSTORESで機能の差があったのですが、今は両社の機能が拡張してきており、ほとんどありません。

そのため初期費用や固定費用を抑えたい、個人の方はSTORESの方がおススメです。ただし、BASEの方が売上の入金が早かったり、クレジットカード決済の審査がないなど、幾分かメリットがあります。STORESについては下記の記事もあわせてご覧ください。

→ BASEとどっちが良いのか?STORESの評判と解説

②カラーミーショップ

月額900円からのサービスで、コスト的にはBASEよりかかります。しかし、GMOグループということもあり、サポートは手厚く、電話によるサポートができる点はBASEより安心です。

また、画面デザインにこだわりたい場合、制作代行サービスがあり、最低5万円からデザイン制作を依頼することが可能です。

カラーミーショップはHTMLが編集しやすいと筆者の知り合いも言っていたので、そういった点からもおススメですね。

カラーミーショップの記事はこちらから → 安くECショップを構築できるカラーミーショップの評判は?

BASEでは物足りなくなってきた時のECシステムは?

①MakeShop

高価格のASP-ECになります。月額費用が1万円~になりますが、その分集客機能が充実しており、ショッピングモールとの連携や、アフィリエイト設定など独自の機能をもっています。

また、ECサイトとして多機能であり、すでにECサイトのノウハウがある方で、細かい設定を行いたい方にMakeShopは向いています。またMakeShop for クラウドにステップアップすることも可能で、個別のカスタマイズが行えるようになります。

MakeShopの記事はこちらから → MakeShopの評判は?【集客力が強いネットショップASP】

②ecbeingやebisumartなどのクラウドEC

BASEとは、事業規模が全くことなりますが、もし、年商1億円を超えるようならMakeShopのようなASPよりも、個別カスタマイズができるECパッケージやクラウドECがおススメです。特におススメなのが、クラウドECです。

クラウドECは、ECパッケージのようにカスタマイズもできて、ASPのようにシステムが常に最新だからです。

クラウドECについては、こちらの記事をご覧ください。 → クラウドEC導入のメリットとデメリット【大手3社とは?】

BASEのまとめ

BASEは、個人の方や、小規模にECサイトを始めたい方には1番のASP-ECです。決済会社との契約不要で、決済手数料も安いです。

まずは、カンタンで無料のBASEを試してみてはいかがでしょうか?

ある程度売上を高めることができれば、BASEショッピングアプリでも取り上げられて、集客することも可能なので、それは結構おススメです。

おすすめ記事!【ECパッケージ徹底比較】年商10億円以上に最適なECパッケージは?

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