Orange ECの評判は?【ec-cubeベースのパッケージなのか?】

Orange EC(オレンジイーシー)は、株式会社エスキュービズムが運営している、ec-cubeをカスタマイズして作ったパッケージです。

Orange ECの最大の長所はなんでしょうか?それは、エスキュービズム社の別のソリューションのOrange-Pos(オレンジポス)というタブレットPOSとOrange ECと連携するO2Oやオムニチャネルの提案力です。

タブレットPOSの自社ソリューションを持つ、Orange EC社、この点において、他のECパッケージ会社よりも一歩秀でています。

しかし、弱点と申せば、そもそもec-cubeの脆弱性をそのまま引き継いている点です。ただ、この点ホームページによると2018年4月にオリジナルソフトウェアとしてフルリニューアルしたそうです。

本日はOrange ECを検討している方のために評判をまとめてみましたので、ご覧ください。

Orange ECとec-cubeは何が違うの?

Orange ECはオープンソースのec-cubeをカスタマイズしたパッケージです。ec-cubeは当然無料ですが、Orange ECは有料です。価格も200万円~という事で、Orange ECは中~大規模向けのECパッケージに向いています。

タブレットPOSのOrange POSとの連携もスムーズな事から、オムニチャネルの構築などの案件にむいているのがOrange ECです。

OrangePos

ホームページより引用:Orange-POS

ただし、ベースがec-cubeであることから、オープンソースのセキュリティー脆弱性をOrange ECも引き継いでいるのを忘れてはいけません。

ただし、現在のホームページを見ると、もはや「ec-cube」の情報が全く見つかりませんし、下記のような表現が強調されております。

1)PHP7/Laravel(ララベル)フレームワークによる完全オリジナルソフトウェア化
・独自のソースコードジェネレータにより、約40%の製造効率UP (従来製品比)を実現
・RESTful API化により、インタフェースの多様化と高スケーラビリティを実現。

引用:https://ec-orange.jp/product/

上記の文言は公式サイトから持ってきたのですが、難しすぎて何を言っているのかさっぱりわかりません。ec-cubeもたしかPHP7を使っているので、どうなんでしょうか?

ひょっとしたら、あまりに「ec-cube」という評判が経ち過ぎて、コードを書き換えてオリジナルにしたかもしれませんが、そこはなんとも言えません。

Orange ECの価格感は?

下記表の通りです。

ecOrage

無料のec-cubeベースだからと言って安くはありません。価格帯は大手パッケージ会社と張り合うくらいです。またオムニチャネル案件などは数千万円かかります。そういった事からも中~大規模向けのECサイトの価格帯です。

EC年商1億円の企業が対象になってくるでしょう。

Orange EC(エスキュービズム)の特徴や機能は?

Orange ECの特徴は、OrangePOSとの連携によるオムニチャネル案件に強い事です。またエスキュービズムは提案力が高いため、オムニチャネル案件でのコンペでは勝率が高いです。

また、ec-cubeをベースにしているとはいえ、カスタマイズにより、6つのラインナップを用意しています。

①ショッピングモール構築
②ECサイト構築
③O2Oシステム構築
④オムニチャネルシステム構築
⑤Web-EDI/B2B ECサイト構築
⑥グローバル対応ECサイト構築

引用:Orange EC公式ホームページ

また720社の導入実績は、パッケージ大手の中でも多い方です。また、ECを自社で保守・運営したいという会社にも、対応しており、ソースコードを開示しているため、技術力のある会社なら自ら保守できるでしょう。

ただ裏返すと、ec-cubeベースのため、彼ら曰く「ec-cubeはとてもわかりやすいコードのため」といっていますが、保守は基本行っていません。ホームページに「保守契約を結ぶ事は可能です」と書いておりますが、その契約書には、「ec-cube本体のバグには対応できない」旨が書いてあるはずです。

つまり通常のパッケージ会社ならば、障害があれば「ふざけるなー!すぐ直せ!」(極端ですが)と言えば対応してくれるのが当たり前ですが、ec-cubeベースのOrange ECは、障害内容がec-cube本体の問題の場合は、そうもいかないのです。

つまり、Orange ECは、技術力のない会社や、こういったリスクを承知でないかぎり全くおすすめはできません。こういったリスクといっても契約書をよーくみないとわかりませんので、現在導入している会社でも知らないで契約している会社は多いと思います。

ただ、2018年4月にOrangeECはフルリニューアルしたそうなので、現在はECCubeの脆弱性があるのか、ないのか、、よくわからないのが筆者の正直なところです。

Orange ECのライバルは?

ecbeing

オムニチャネル案件などは、ecbeingとがちがちでコンペにあたっています。オムニチャネルの提案力はOrange ECに軍配があがりますが、システムの安定感はecbeingが一枚も二枚も上手です。

ecbeingの記事はこちら → ecbeingの評判は?【大手ECパッケージ】

ebisumart(えびすマート)

ecbeing同様にオムニチャネル案件では、コンペで争っていますがPOSのebisumartはオムニチャネル案件では苦戦気味です。とはいえ、ebisumartはASPと同じようにシステムが古くならないのに、カスタマイズが可能なECシステムです。ebisumartだと中長期的にはコストは安く抑えられます。

ebisumartの記事はこちら → ebisumartの評判【中・大規模EC向きのクラウドEC】

最後に

エスキュービズムは、マーケティングに非常に長けている会社です。ECがらみの事をGoogleで検索すると、必ずOrange ECのサイトかブログにひっかかります。そのリーチ力は、業界最大手のecbeingと互角かそれ以上です。

またクライアントの提案力も強く、コンペの勝率も高いです。

そして、ec-cubeベースだったのですが、現在ホームページでは全く情報がなく、作り替えたのかもしれませんので、Orange ECを検討する時は、事前に聞いてみた方がいいと思います。

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