MakeShopの評判は?【集客力が強いネットショップASP】

MakeShop(メイクショップ)はECシステムのネットショップASPにおいて、最大手の一つです。

運営はGMOグループのGMOメイクショップ株式会社が運営しており、MakeShopの店舗での、全流通総額は1291億円(日本ネット経済新聞調べ)にもなり、日本のECの市場規模は13兆7746億円ですから、楽天等を含めたEC市場の約100分の1の売り上げはMakeShopの店舗という計算になります。

筆者からみたMakeShopの特長は3つです。

①主要モールとの連携による集客力
②HTMLとCSSで完全オリジナルデザイン可能
③ASPの中での非常に多機能

なかでもMakeShopは自社ECサイトの弱点である集客力に強いECシステムと言えると思います。それでは、本日はネットショップASPのMakeShopを解説してまいります。

MakeShopが集客力が強い理由

①価格.comやヤフオクなどのモールやサイトに自動出品が可能な「アイテムポスト」

自社ECサイトの構築自体は今や難しいことではありません。しかし自社ECサイトの集客は困難を極めます。なぜなら中小の自社ECサイトには、楽天のような強いブランディン力はなく、集客は独自で行う必要があります。

強い独自の商品力でもない限り、ゼロからスタートは大変です。またSEO施策は半年は効果がでません。ですから自社ECサイトの当初はコストのかかるリスティング広告などに頼らざるを得ません。

しかし、MakeShopは「アイテムポスト」というものがあり、自社サイトから、ボタン一つでヤフオクや価格コム、その他多くのサイトに出品が可能なのです。

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※画像引用:MakeShop資料より

自社ECサイトの弱点は集客力ですから、その弱点を完全にカバーできます。ただし、ここで訴求しているSEOの被リンク対策においては、2011年以降は、Googleの検索エンジンのアップデートがあったため、その効果については疑問があります。

気になる出品料金ですが、完全な成果報酬ですので、出品だけではコストはかからない、中小の企業にはありがたい機能です。

自社ECサイトのノウハウがたまるまでは、こういった機能を上手くつかうと良いでしょう。

②最新のデジタル広告Criteo(クリテオ)によるリターゲティング広告「アイポクリック」

別途費用がかかるオプションではありますが、リターゲティング広告メニューを用意しているのも、MakeShopが主客力に強い理由の一つです。MakeShopでは「アイポクリック」というメニューです。

リターゲティング広告とは、一度ECサイトの商品ページに訪れたユーザーを、バナー広告で再度訪問して購入してもらう広告手法です。

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※画像引用:MakeShop資料より

「アイポクリック」はリターゲティング広告のエンジンとしてクリテオやVizuryを使っています。特にクリテオはWEB業界でコンバージョンが獲得できる媒体として広告です。

リターゲティング広告自体は、GoogleやYahooの広告メニューにもありますがMakeShopの管理画面からカンタンに使えることにメリットがあります。GoogleやYahooの広告の管理画面は素人には難しいため、MakeShop管理画面から気軽に行るという点は大きなメリットです。

ただ、本格的にCPA(CV一件あたりの獲得単価)を下げながらの運用は、GoogleやYahooのリターゲティング広告やリスティング広告を自らおこなった方が獲得効率は良いですし、ノウハウが蓄積されます。

ですからノウハウがないうちは、「アイポクリック」を利用して集客を行えば、誰でもカンタンにリターゲティング広告を行えます。

他社ASPからの乗り換えも、同じURLの利用可能でSEOを維持

ASPの使い勝手が、多少悪くても、数年ネットショップを運営すると、SEOのパワーがありますから、他社ASPが高機能だったとしても、SEOのパワーを失いたくないという理由で、ASPを乗り換えたくないというショップオーナーは多いでしょう。

しかし、MakeShopは下記のように他社の商品URLも継続して使えるので、他社ASPから、MakeShopに乗り換えしても、同じURLを継承することでSEOのパワーを維持できます。

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※画像引用:MakeShop資料より

他社のネットショップASPの乗り換えを考えている人には、うれしい機能ですが、実際それが可能かどうかは、諸条件があると思いますから、導入前に問い合わせてみたほうが良いでしょう。

ちなみにMakeShopはSEOのメタタグなどの設定が自由に設定できると訴求していますが、ほとんどのASPは、SEOのメタタグは自由に設定できますから、この点はあまり差別化できる内容ではありません。

アフィリエイト設定やステップメールなど

MakeShop特有の機能ではありませんが、アフィリエイトの設定や、ステップメールの機能など、集客に欠かせない機能があります。

ネットショップASPの最大の弱点は、集客力にありますが、MakeShopはGMOグループのネット業界での強みを活かし、いろんなメディアやサイト、アフィリエイトプログラムと連携しているため、こういった面で強みがあると言えます。

ただし、もともとWEBマーケティングの知識が長けている人にとってはあまり必要のない機能であることも、付け加えておきます。なぜならこれらの集客機能はノウハウのない人にとってはありがたい機能ですが、ノウハウを持っている人は、極限まで集客を最大化するため個別に各サービスを導入するためです。

MakeShopの料金体系は?

大きく分けて3タイプの料金体系があります。

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※画像引用:MakeShop資料より

商品数に応じて、プランを選ぶといいと思いますが、今時スマホ対応は必須だと思いますので、ビジネスプランかプレミアムプランになると思います。他社ASPと比べると少し高い金額かもしれませんが、先に紹介した集客力と考えると高いとも思いません。

また携帯電話の契約のように、長期契約を結びことで月額料金を最大30%安くできますが、運用がよほど固まるまで、長期契約は結ばないほうが良いでしょう。

仮に将来、ECサイトが順調に成長した場合、ASPのメイクショップから、カスタマイズサービスができるECパッケージの利用の可能性があれば、なおさら長期契約はリスクがあります。

MakeShopの決済は?

MakeShopは同じ、GMOグループの二つの決済会社が用意されています。GMOペイメントゲートウェイは、大手企業向けで金額も高いですから、ほとんど方は、GMOイプシオンを導入することになります。

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※画像引用:MakeShop資料より

GMOイプシオンは後払いなどの、ほとんどの決済方式に対応してますから、決済会社として問題はありません。

MakeShopのライバルは?

shopserve(ショップサーブ)

MakeShopのライバルASPは、shopserveです。両ASPとも高機能ASPです。shopserveも各ショッピングモールとの連携を行っておりますが、クリテオのようなリターゲティング広告と連携はしていないので、独自に行う必要がありますが、機能や商品登録数で比較すると、shopserveの方が高価格の分、高機能です。

コストの面では、月額決済料金がかからないshopserveの方が安いですが、ASPの月額費用はshopserveの方が高いため、TOTALのコストで考えると差はあまりありません。

結論から言えば、どちらのASPが良いということはありません。商品数やサーバーの容量で検討します。より大規模ECサイトの構築となると、shopserveの方が良いでしょう。

技術力がある場合はec-cube

もともとサイトオーナー自身が技術力があり、全てカスタマイズで行いたい場合は、ec-cubeで、ネットショップをはじめるといいでしょう。サーバー代はかかりますが、ライセンス料などはかかりません。

ただし、ec-cubeはセキュリティーパッチなどすべて自分で行う必要があります。その点、MakeShopのようなASPは、自動でセキュリティーや更新が行われますから陳腐化しません。ec-cubeを検討する場合は、この点も考慮にいれておきましょう。

ec-cubeは以前、こちらの記事でまとめました → ec-cubeは時代遅れ?【個人や企業でEC構築】

MakeShopなどのASPを卒業して、カスタマイズする場合はECパッケージ

ECサイトの売り上げが高くなり、年商1億円を超えるとASPでは手狭になってきます。システム連携などのカスタマイズがASPだとできないからです。基幹システムやPOSと連携して、オムニチャネルを実現したい場合などは、ASPでは不可能です。

ASPを卒業して、高機能なECシステムを検討する場合は、ECパッケージの会社を検討します。

ecbeing(イーシービーング)

ASPに比べるとだいぶ高価ですが、ECパッケージ業界実績ナンバー1の企業のecbeingは、あらゆるカスタマイズが可能です。システム開発の品質も安定しており、大きな障害の話はあまり聞きません。

ecbeingはこちらの記事で以前まとめました → ecbeingの評判は?【大手ECパッケージ】

ebisumart(えびすマート)

ASPとECパッケージの両方の良い面をもった面白いECシステムなのが、ebisumartです。ECパッケージはカスタマイズ可能な反面、弱点はシステムが古くなることです。しかしebisumartはASPのようにシステムが古くなりません。ASPからのステップアップに多くの事業者が採用するのも、システムが陳腐化しないためです。

ebisumartはこちらの記事で以前まとめました → ebisumartの評判【中・大規模EC向きのクラウドEC】

頒布会や定期販売を検討するならタマゴリピート

MakeShopにも定期販売の機能はありますが、もし定期販売や頒布会がメインであるならば、タマゴリピートを検討した方がよいでしょう。なぜならタマゴリピートは定期販売や頒布会に特化したECサイトだからです。

タマゴリピートはこちらの記事にまとめました → たまごリピートの評判【定期販売と頒布会に強いASP】

MakeShopが向いている方

今まで楽天やAmazonなどのショッピングモールで出店をしていた方が、最初に自社ECサイトを構築するには、MakeShopは最適です。

その理由は、今まで楽天などのショッピングモール内の集客ばかりやっていたため、自社サイトの集客のノウハウがない方がほとんどだと思います。その点MakeShopは、ある程度集客の仕組みを提供されているMakeShopは自社ECサイトのノウハウに長けてない方に最適です。

ただし、すでに自社ECサイトのWEBマーケティングの経験がある程度ある人でしたら、もっと安いASPを利用して、リスティング広告やリマーケティング広告を自ら行った方が獲得効率が高いでしょう。

また、サポート体制も整っているのもMakeShopの魅力です。

つまり、まとめますと

・ショッピングモールから、自社ECサイトへの移行。あるいは併設
・自社ECサイトの集客ノウハウがない
・ある程度の商品数がある

といった方が、MakeShopに向いている方です。あとは規模の大きさによって、shopserveなども検討しましょう。そして売り上げが1億円を超えた場合は、ecbeingやebisumartのようなECパッケージを検討して、システム連携やオムニチャネルを実現して売上を最大化させます。

おすすめ記事!【ECパッケージ徹底比較】年商10億円以上に最適なECパッケージは?

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