BASEとどっちが良いのか?STORES.jpの評判と解説

STORES.jp(ストアーズ)は、無料でネットショップが開業できるCtoC用のECシステムです。システムというよりは、登録作業で、SNSのアカウントを作る感覚で、ネットショップを開業することができます。

同じ無料のASPのBASEとどちらを使うか悩むと思いますが、筆者のおススメはBASEです。理由は商品の決済手数料がBASEの方が安く(2857円以下の場合)、しかも無料でできる範囲がSTORES.jpより優れているからです。

ただし、STORES.jpの方が良い場合があります。それは「定期販売」や「頒布会」で商品を売る場合、細かいサイクルの設定がSTORESが可能な点です。

本日はECのプロである筆者が、STORES.jpの評判をBASEと比べながら解説しますので、これからSTORES.jpを検討している方は、参考にしていただければと思います。

STORES.jpとBASEの大きな違いを把握して、どちらを導入すべきか把握しよう!

まず、STORES.jpもBASEも、立ち上げるのはカンタンです。誰でも無料で行うことができます。また使い勝手も大差ありません。そこで大きな違いになってくるのは、下記のポイントです。

①商品価格が2,857円以下の場合は、STORES.jpの方がクレジットカード手数料が得!それ以上はBASEが得!

両社ともに、月額料金などはかかりませんが、商品が売れた時にクレジットカード決済手数料が発生します。決済手数料の差は以下の表のとおりです。

◆クレジットカード決済手数料

STORES.jp 5%
BASE 3.6% + 40円

下記表をご覧ください。両社の決済手数料を商品価格例で紹介したものです。

◆クレジットカード決済手数料 比較表(赤い数字が安い方!)

もし、1万円を超える商品をメインに扱うのでしたら、BASEの方が絶対に良いです。100円の違いは、長くビジネスをやると大きくなってくるからです。長くネットショップをやっていると、手数料が高いのは気になるのですが、システムの入れ替えはカンタンではありません。

だから手数料の安さはECのプラットフォーム選定には大きな要素となるのです。

②有名ショッピングモールとの連携ができるのはSTORES.jp!しかし、効果は限定的とみるべき!

下記をご覧ください。STORES.jpとのショッピングモール提携先一覧です。

画像は公式サイトより引用:https://stores.jp/faq/promotion

はっきり言って、ショッピングモールへの出稿の意味はあまりないです。無いよりあった方がよい程度です。この中でも一番有名な「モバオク」ですが、ガラケー時代に有名だった老舗モールですが、今はメルカリの時代です。アクセス数も期待できません。

さらに「モバオク」以外は聞いた事ないモールがほとんどだと思います。この機能の当初は、「ZOZOTOWN」の兄弟分の「ZOZOMARKET」と連携していたのですが、それもすぐ終了してしまいました。

この機能だけで、STORES.jpを選ぶ差別化要因にはなりません。

③商品公開可能数が、無料のBASEは無制限!STORES.jpは5アイテムまで。(プレミアムは無制限)

これは単純です。売りたい商品が5アイテム以上であれば、無条件でBASEです。STORES.jpは有料のプレミアムプランでないと無制限になりません。

「私は1点ものの販売だけだから、STORES.jpでもいい!」

と思っていても、ネットショップが軌道に乗って商品ラインナップを増やすことはあり得る話です。5アイテム以上になった時は有料プランに切り替えなくてはなりません。無料のBASEに乗り換える手もありますが、その頃にはファンがいるはずなので、ユーザーが慣れているURL変更はしない方が得策です。

この点に関してはBASEの一択になります。

④GoogleAnalyticsが無料で対応できるのは、BASEだが、WEBマーケーティングスキルがないと、あまり意味はない。

GoogleAnalyticsは便利なツールで、企業として最低限のWEB解析が無料でできます。しかし、2012年ごろから、検索キーワードはほとんど見えなくなってきたこともあり、ある程度のWEBマーケーティング経験がないと、導入する意味は小さなものです。

STORES.jpでも、プレミアムプラン(月額980円)で導入することが可能ですが、導入しなくてもカンタンなアクセス数がわかる昨日が無料で実装されているので、それで十分だと考えます。

ただし、GoogleAnalyticsの経験がある場合や、知り合いにGoogleAnalyticsがわかる人がいる場合は、無料でも導入できるBASEを導入した方がよいでしょう。

⑤独自ドメインの設定が無料なのはBASEだが、そもそも本当に必要か??(STORES.jpは有料プランのみ)

独自ドメインの必要性を整理しましょう。独自ドメインではない場合は、サブドメイン、つまり下記のURLが用意されています。

◆BASEの場合のサブドメイン

https://〇〇〇〇.theshop.jp

◆STORES.jpの場合のサブドメイン

https://〇〇〇〇.stores.jp/

※〇〇〇〇のところはすでに使っている人がいなければ自由に設定できます。

私のようなEC経験者が見れば「あーこのネットショップはBASEか。。」と一目瞭然ですが、買い物する方からは何の違和感もありません。しかも両社とも「shopやstore」という単語が混ざっており、違和感ゼロです。

そしてドメインに関係する話はSEOの観点ですが、サブドメインで十分です。

そもそも現代のSEOは課題解決型のブログ形式であり、特定のキーワードに向けて、競合他社を圧倒した記事のみが、SEO上位になります(コンテンツマーケティングやコンテンツSEOと言います)。

ネットショップのSEOで重要なのは、商品のユニーク性や話題性になります。例えば競合がいない製品のBASEの「オッサンレンタル」は、ニュースでも取り上げられ、検索する人がいます。そして競合がいないため、「オッサン レンタル」で検索すれば、必ず1位です。

自社オリジナル商品ではなくとも、例えばアディダスの極めてレアなジャージの古着を取り扱っている場合、写真とともに商品詳細情報を詳細に書けばSEO上位になります。

つまり、SEO知識がなく、予算のない個人が、自然検索で商品へのアクセス数を増やすためのポイントは下記に3つです。

①写真をキレイに撮り、ディティールもわかるようにできるだけ多くの写真を掲載

②商品詳細情報をしっかり書く。その際はキーワードなど意識しないで、購入者の立場になって、どういうところが気になるか?を深堀して、全てを丁寧に記載

③競合がいないユニークな商品を企画

よくある間違いは、ブログを開設して「毎日なんでも良いから更新すれば、アクセス数が増える」という対策ですが、はっきり言って無駄です。その余力はブログ更新ではなく、商品の撮影や商品説明の更新に使うべきです。

定期販売のビジネスをやる場合はSTORES.jpがおススメ!

ファンクラブの会員費を集めたり、毎月違ったお菓子を届ける定期販売の機能がBASEにもSTORES.jpにもあります。しかし、BASEが購入サイクルが「一カ月毎」しか対応していないのに対して、STORES.jpは下記の通り細かく設定可能です。

◆STORES.jpの定期販売サイクル

・毎週
・隔週
・1ヶ月(BASEは一カ月のみ!)
・2ヶ月
・3ヶ月

細かい定期販売に対応する場合は、STORES.jpを選ぶことになります。

STORES.jpのBASE以外のライバルは?

①月額980円で電話サポート可能な「カラーミーショップ」

無料のネットショップではありませんが、カラーミーはライバルと言えるでしょう。無料ではありませんが、BASEやSTORES.jpの有料プランと価格帯が同じです。

カラーミーも大きくはBASEやSTORES.jpと変わりませんが、大きく変わるのは「サポート体制」です。カラーミーでは「電話」「チャット」「メール」によるサポートを受け付けています。

ですから、ITが苦手!という方は980円払っても、カラーミーがおススメになります。

カラーミーショップの記事はこちらから → 安くECショップを構築できるカラーミーショップの評判は?

②MakeShopのフリープラン(無料プラン)

無料ということで、ライバルになると思いきや、ほとんどの機能がフリープランだと使えません。(スマホ対応も無し!)ですから、同じく無料の「STORES.jp」の方が確実に多機能です。

では、MakeShopのフリープランには意味がないのでしょうか?いえ、あります。それがステップアップです。例えば「テストマーケーティングで無料でネットショップを開業して、売れたら本格的ECサイトにしたい!」というニーズがあります。

MakeShopの場合、有料の「ビジネスプラン」や「プレミアムプラン」にアップグレードづれば、無料のBASEやSTORESには手が届かない「完全オリジナルデザイン」や「FTP」によるファイルアップロードが不可能です。

将来、売上を伸ばすために、URLを変更せずにそのままネットショップを拡張するにはMakeShopのフリープランが一番です。

無料ASPでは手狭になったときはクラウドECを検討しよう!

個人のネットショップから始めて、売上を爆発的伸ばしたり、あるいは思いのほか売れるケースは、STORES.jpやBASEではバックエンド業務が大変になります。一日に50件~100件の注文の場合は、MakeShop for クラウドや、それより大規模のecbeing、ebisumartを検討しましょう。

クラウドECについては、こちらの記事をご覧ください。 → クラウドEC導入のメリットとデメリット【大手3社とは?】

最後に

ここまでご覧いただければ、あなたのネットショップに使うべきECは、決済手数料や無料の観点からBASEだということが分かったと思います。ただし、定期販売の方はSTORES.jpを使いましょう。

ただ、それを踏まえてもどちらでも良いという方は、無料ドメインでのURLがキレイな方を選ぶ判断軸もあります。ドメインがBASEの「.theshop.jp」より、STORES.jpの「.shop.jp」の方がURLはキレイだと思います。

そんな決め方であっても、筆者は良いと考えますよ。この記事が無料ASPを決める一助になれば幸いです。

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