コマース21の最近の評判は?【大手の導入実績ナンバー1】

コマース21はECパッケージ業界では、大手導入事例の過去実績はナンバー1の企業です。コマース21のプレスリリースには以下の文言があることから、それを裏付けております。

コマース 21 は、EC 売上高上位 500 社の内、100 位以内の企業数が 16 社。EC 売上高上位 500 社の売上 総額が約 3 兆円、そのうちコマース 21 のクライアントの売上高合計は 3,200 億円超で約 1 割を占めてい ます。

コマース21は大手のECパッケージ会社であり、大型案件の際はが必ず、コンペに顔を出す企業です。

しかしコマース21も最近では短納期・低価格の「Commerce21 S5」というパッケージを展開しており、大規模EC市場のみではなく、中規模のEC市場へもシェアの拡大を狙っているようです。またマーケティング機能をもつ各製品も展開しております。本日は、コマース21の評判や、私の見解を解説いたします。

~2016年8月1日 以下追記~

2016年7月26日にYahooがコマース21の完全子会社化を発表しました。今後のEC化の拡大を睨み、YahooはECサイトの導入・開発のノウハウをコマース21から得られ、コマース21はYahooの決済や広告もお客様に提案できることからシナジーが期待されます。

コマース21のパッケージの機能や特徴

コマース21はソースコードを開示している拡張性豊かなECパッケージで、導入企業も超大手の会社が導入しています。ほかのECパッケージと同様、その拡張性はフルスクラッチと遜色ありません。ちなみにJAVAで開発されております。

コマース21のパッケージは2つあります。

①Commerce21 SELL-SIDE SOLUTION(大規模ECサイト向けパッケージ)
②Commerce21 S5(中規模ECサイト向けパッケージ)

①Commerce21 SELL-SIDE SOLUTION

こちらはコマース21の主力パッケージ製品です。大規模ECサイト用として業界では認知されています。ECサイトのフロントまわりから、バックオフィス機能まで、トータルで機能を提供しております。SELL-SIDE SOLUTIONは2つのラインナップがあり、「プレミアム」と「エンタープライズ」です。

違いは、「エンタープライズ」が複数ECサイトを1つの管理画面で運営ができるパッケージに対して、プレミアムが単ECサイトの運営のためのパッケージなのです。

②Commerce21 S5

コマース21のパッケージは高額です。初期費用で2000万円以上かかります。しかしそんな課題を受けてでしょうか、昨年2015年に「S5」が販売されました。下記プレスリリースによると、

引用記事 : コマース21/中規模EC向け新製品投入/高機能で短納期・低コスト実現

「S5」なら、初期費用を1000万円以下に抑えて開発ができるようです。このことから、コマース21は中規模のECサイトを受注できてなかったのを、テコ入れしてきたようですね。

中規模のECサイトは、パッケージですと「ecbeing」や「えびすマート」が強く、そして彼らは大規模ECサイトのシェア拡大を狙っており、中規模ECサイトも、大規模ECサイトの市場も各ECパッケージ会社で激しい競争になっていきそうです。

コマース21のECパッケージと連動する製品

コマース21は、単なるECサイト構築だけでなく、コマース21の導入サイトのマーケティングにも力をいれており、SELL-SIDE SOLUTIONと連動する、以下の製品を展開しています。

Commerce21 検索エンジン

ECサイトの商品数が多いと、ユーザーの求める製品を、どのように表示させるかはEC事業者にとっては悩ましい問題です。サイト内検索エンジンはASPなどが販売されていますが、コマース21は自社で開発しています。検索しなくてもヒットしなかった商品の類似語をだすなど、細かいマーケティング要望に応えてくれます。

Commerce21 レコメンドASPサービス

この製品のみ「ASP」という製品名が冠せられているので「おや?」とおもいましが、レコメンドエンジンで有名な、ナビプラスと提携してOEM的にユーザーに提供しているようです。

Commerce21 モバイルソリューション

とくにフィーチャーフォン対応のオプション製品です。スマートフォンが当たり前の時代になってきましたが、シニア層など、いまだにフィーチャーフォンのアクセスが無視できない業態があります。こういった層をとりこむにも、本体のECサイトと管理画面も共有でき、PC、スマホ、フィーチャーフォンとマルチチャネルで一元管理を実現します。

Commerce21 CRM

ECサイトのアクセス情報、顧客情報を統合し、ビックデータを活用した、プライベートDMPを実現しています。ビックデータからユーザーの行動分析するマーケティング・オートメーションを実現しています。

コマース21を導入した場合の費用感は?

ワークスアプリケーションズとSi Web Shoppingの費用感

最近、S5という低価格向けのパッケージがリリースされましたが、いったんそれを除いた価格感でだしてみました。大規模ECサイト向けですので、ワークスアプリケーションズやシステムインテグレーターと同程度の高額パッケージですので、価格感は安くはありません。

コマース21のライバル企業は?

システムインテグレーター(Si Web Shopping)

コマース21と同じく、大手のECパッケージ市場でのシステムインテグレーターが最大のライバルと言えるでしょう。システムインテグレーターのパッケージは「Si Web Shopping」という有名なパッケージです。コマース21が直販メインなのに対して、システムインテグレーターは、パートナー経由での販売がメインです。

コマース21、システムインテグレーターとも、ECサイトの導入費用は数千万円からとなり、安くはありません。

システムインテグレーターの記事はこちら → SI Web Shoppingの評判【システムインテグレーター】

ecbeingやebisumart(えびすマート)

今までもコマース21とecbeingやebisumartは競合しておりましたが、コマース21が低価格、低納期用パッケージの「S5」を販売したことから、中規模ECサイトのパッケージとして有名な両社とも、激しく競合します。S5はアパレルに強いとの事ですが、ecbeingもebisumartも、アパレルの実績は豊富です。

中規模ECサイトのシステムリニューアルなどは、とりあえずこの3社に声をかけてみるのがよいと思います。

ecbeingの記事はこちら → ecbeingの評判は?【大手ECパッケージ】

ebisumartの記事はこちら → ebisumartの評判【中・大規模EC向きのクラウドEC】

コマース21のまとめ

コマース21は、経営者が次々に入れ替わる時期があり、落ち着かない印象でしたが、2016年現在は今の金融機関出身の経営者で腰を据えた経営をおこなっているようです。今までは大規模ECサイトのパッケージ導入がメインでしたが、現在は中規模ECサイト市場も視野に入れ、さらに、コマース21導入企業へのECのマーケティング機能の提供にも力を入れています。

最後に、コマース21の最大のメリットは?と聞かれれば、それはソースコードを顧客に開示しているため、フルスクラッチ並みの保守運営が可能になるこです。オンプレミスが必須の企業で、ECのパッケージを検討するには、よいパッケージだと思います。

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