ecbeingの評判は?【大手ECパッケージ】

ecbeingはパッケージ業界で一番有名な大手です。ecbeingを検討している会社は大手企業やEC年商が1億円以上の会社ということになります。なぜなら、大手ではないと、ecbeing導入にかかるコストを用意できないからです。

また、昨今はパッケージだけでなく、メルカートというクラウドECもリリースしました。そういった点も踏まえて、本日はecbeingを検討している方のために評判をまとめてみましたので、ご覧ください。

ecbeingはASPですか?パッケージですか?

ecbeingは、パッケージ製品です。それも業界最大手です。パッケージのソースコードは基本的には開示はしていないようです。

パッケージをベースにカスタマイズして、ECサイトを構築いたします。ecbeingクラスのパッケージ会社になると、基本的にできない実装などはありませんが、システムが陳腐化する問題は避けられません。(ASPではないので、しかたがありません。)

そういった事情から2017年にはシステムが自動更新されるメルカートをリリースいたしました。※メルカートについては後ほど解説します。

ecbeingを導入した場合の価格感は?

下記表の通りです。

価格感

※価格はあくまで著書の感覚です。詳細はホームページやecbeing社の担当に聞いてみましょう!

大手や年商が1億円以上の企業に向いているパッケージですから安くはありません。しかし実績は1100社を超え業界ナンバー1です。

ecbeingの特徴や機能は?

ecbeingの特徴とは?

お客様のECサイトのマーケティングに力を入れている

昨今のecbeingはEC導入後のマーケティングに力を入れております。なんと噂では80名を超すマーケティング担当がおり、お客様のサイトのCV増のためマーケティング施策に力点をおいております。

こうした背景には、ecbeingのビジネスモデルを従来のECを導入して、運用費をもらうビジネスモデルに加えて、マーケティングを行い、そのマーケティング活動費をもらうというビジネスモデルです。

マーケティング活動は、SEOやサイトの提案からABテスト。および各種パートナーのWEB接客ツールの導入など様々です。もちろんリスティング広告、各種分析にも力を入れている。

安定したECサイトの開発力、トラブルの少なさ

もちろんベースのECサイトの技術力やノウハウも豊富です。ecbeing社であまりトラブルを聞かないのもこのためです。300人の技術者がいるとHPに書いてあります。

ecbeing BtoB

ecbeingBtoB

パッケージ大手で、豊富な実績をもつecbeingですから、BtoBにおいてもそれは同様です。ただし個人的にはBtoBをecbeing社は向いていないと考えます。その理由はコストに見合わないからです。BtoBのECシステムというのは、とにかく会社特有の業務フローやシステム連携が多く、パッケージに多くの手を加える必要があります。

ですから、もともと高額なecbeingはBtoBのシステムには向いていないと思います。(ただし発注すれば確実に要件を仕上げてくれると思います。割り高ですが。)

下記にecbeingのBtoBのホームページで訴求していた事をまとめてみました。

①法人アカウント管理と業務アカウントの権限設定
②お客様毎に商品を訴求
③商品をまとめて一括注文
④売掛注文や与信の管理
⑤WEB見積り発行と値引き
⑥新規法人申込
⑦WEBカタログ
⑧BtoBとBtoCのマルチドメインが可能
⑨社内販売用のサイト
➉タブレット端末活用
⑪仕入先システムとの連携
⑫基幹システムとの連携(SAP、オービック等)
⑬BtoBtoBという3社いる場合にも対応

※ecbeingのホームページより引用

ecbeing Mall(ショッピングモール)

大手のecbeingですから、自社で楽天のように出店者を募ってショッピングモールを運営する方法も、Amazonのように商品を出店する方法のどちらにも対応しております。

ショッピングモールを行いたいという企業は、おそらく取引先の企業を大量に抱えていて、それらの取引先の企業を束ねて、WEBのショッピングモールを作りたいというモデルが多いと思いますが、ecbeingでこれらの実装は特に問題がないと思います。(実際にそれが成功するかと言えば、、、エンドユーザーからみれば楽天やAmazonで売買しますから、難しいビジネスモデルです。)

ecbeing Multi

ecbeingマルチとは、あらゆるチャネル(アナログやデジタル)を統合して、1つのECシステムで統合することです。バックオフィスがデジタルとアナログでは、バラバラだと在庫の管理も大変ですが、バックエンドが統合されていれば、業務効率は格段にあがります。

そしてデータを一元管理できることで、CRMが実現しますので、ここらへんはecbeingが得意分野ではないでしょうか?

ecbeing Smart+

スマートフォン対応の事です。ecbeingのスマホ対応の特徴は、PC向けに商品登録すれば、自動的にスマホ対応をしてくれるという事です。しかもスマホだけではなく、ガラケーやタブレット端末に対応しており、いわゆるマルチデバイス対応なので、管理が楽です。

ただし、マルチデバイスは、管理が楽な分、ユーザーインターフェースが最適化されてない事があり、筆者の経験ですと、管理が大変ですがマルチデバイス対応より、テンプレートをスマホにはスマホ用と作る方が売上は上がります。

しかし、そういったスマホに最適な画面のユーザービリティーに精通してないとつくれませんので、まずはスマホ対応になっていればよいのかと思います。またGoogleは2016年の6月より、ますますスマホ対応をGoogleのランキングに影響させるとの発表をしていますので、膨大に商品データがある場合はマルチデバイスによるスマホ対応が楽です。

ecbeing CMS

単なるCMS機能と思いましたが、通常のCMSに加えてユーザー一人ひとりにあわせたパーソナラズドの画面を用意できるところが、違うようです。

例えば、ログインした30代男性には「中年男性向けの商品をTOPビジュアルに表示」といった感じで、顧客データベースと連動した取り組みができます。その他会員ランクとの連動も可能です。

ただこういった機能はecbeingオリジナルではなく、今流行りの接客ツールを導入すれば同様の事が可能ですから、あとはコストや、どこまで機能があるかという比較になってきます。

ecbeing CRM

CRMbeingというラインナップとecbeingを組み合わせることで、マーケティングオートメーションのように、お客様一人ひとりにあわせたシナリオを作り、自動的にCRMが行える製品です。

筆者は恥ずかしながら、CRMbeingを知りませんでしたが、さすがマーケティングに力を入れているecbeing社だけあって、マーケティングオートメーション機能を持ち合わせているようです。

ecbeing Campaign

キャンペーンの参加条件を管理画面上で簡単に設定できます。例えば「会員ランクがAランク」の方にキャンペーンや、キャンペーンの対象商品。参加特典などです。またキャンペーン毎に細かく効果測定が可能です。

これらの事からキャンペーンを頻繁に行う会社には、向いている機能です。

オムニチャネル

ecbeingはオムニチャネルの事例も、豊富です。ポイント連携、会員連携や、POS連携により、リアル店舗と実店舗の連携を実現しています。

オムニチャネルのためのシステム統合自体は、ある程度の規模のパッケージ会社なら可能です。しかし実際にホームページに掲載できる事例をいくつももっているのが、強みではないでしょうか?

ecbeing SCM

SCMとはサプライチェーンマネジメントの事です。わざわざ”ecbeing SCM”という製品名にしておりますが、バックヤード処理の一元化により、業務効率化です。

定期販売&単品通販

健康食品や、化粧品、コンタクトレンズなどの定期的にお届けすし、リピーターや新規購買者を増やすのに向いている機能です。

ecbeingは、頒布会や定期販売などのECは苦手な印象ですが、ホームページによると、専用ランディングページも作ったことから、今はそうでもないかもしれません。

ただし、繰り返しますが、ecbeingのシステムは高額ですので、カスタマイズが発生したり、そもそも売上が見込めない小さなビジネスには向いていません。

メルカート(カスタマイズできるクラウドEC)

2017年に従来のパッケージとは別のラインナップをリリースしました。それがクラウドECのメルカートです。メルカートの特徴は、ASPのようにシステムが自動更新される点です。さらにカスタマイズも可能なので、従来のパッケージの弱点を補ったシステムです。

しかし、大規模ECサイトまで対応しておらず、大規模ECの場合は従来のパッケージを販売し、それよりも規模感の小さいサイトは、メルカートで対応するようです。またメルカートからステップアップで、パッケージに移行することも可能です。

ecbeingのライバル会社は?

やはり同じECパッケージの会社がライバルになります。

ebisumart

フルカスタマイズできるASPというイメージでしたが、最近は中・大規模のお客様が増えており、ecbeingとコンペで争うことも多いようです。

ebisumartの記事はこちらから → ebisumartの評判【中・大規模EC向きのクラウドEC】

メルカートが誕生した背景も完全にライバルのebisumartを意識したもののはずです。メルカートとebisumartの差は、大規模ECをクラウドECで構築するとなると、メルカートでは厳しい面があるようです。

ワークスアプリケーションズ

ERPで有名な会社です。ecbeingより、高額です。ERPですでにワークスアプリケーションズの「COMPANY」を導入しているのであれば、導入がスムーズです。従業員が3800名もいる大手企業です。

ワークスアプリケーションズの記事はこちらから → ワークスアプリケーションズの評判【COMPANY EC Series】

コマース21

パッケージ業界の大手のコマース21とはライバル関係ですが、コマース21の方がより、大企業向けのECパッケージといえます。またソースコードを開示しているので、オンプレミスがいいという会社はコマース21はおすすめです。

コマース21の記事はこちらから → コマース21の最近の評判は?【大手の導入実績ナンバー1】

最後に

本日はecbeingを紹介いたしました。総評としては

・高額だが、だいたいなんでもできる。
・マーケティングに力を入れている。
・カスタマイズ費用が高い。

といったところでしょう。大手事業者が検討するには、もってこいの会社ですね。

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